土砂投入3年目の抗議
12月14日、辺野古の海に土砂が投入されてから3年目にあたるこの日に『STOP!土砂投入 12・14辺野古海上アピール行動2021』が辺野古海上にて開催されました。
海上アピールには感染対策をとったうえでカヌー31艇,5隻の抗議船が参加。昨年以来、コロナ禍で長い間抗議行動を縮小せざるをえませんでしたが、この日は久しぶりにこんなにも多くの仲間との海上アピールを実現できました。
また、ゲート前でも大きな集会がもたれ、200人以上が集まり、海上と連帯して抗議の声をあげています。
さらに国会前や各地の街頭を、あるいはネット上でもツイッターデモなどの形で、この日に合わせて多くの人々が行動を起こしてもいます。
カヌーチームと抗議船は土砂の陸揚げが行われているK8護岸近くで、「サンゴをまもれ」「戦争屋に美ら海わたさない」などと書かれた横断幕やプラカードを掲げながら集会をもちました。
海を分断する無粋なフロートもこの日は全国から寄せられた色とりどりのバナーで飾られ華やかになっています。
参加者によるアピールの後、カヌーでフロート内に入ったり、あるいはフロート外からプラカードを掲げ工事への抗議の意思を示しました。
土砂投入から3年が経ちましたが、当日の報道では投入されたのは必要量の約8%ほどだとのこと。工区の中の海の生き物たちを生き埋めにし、辺野古の海に取り返しのつかないことをしていることに変わりありませんが、これだけの時間と膨大な費用を費やしてこの結果とはこの埋立がいかに無謀なもであるか分かります。
私達は今回コロナ禍の困難な状況にあっても多くの人々が諦めず辺野古新基地建設を許さないという意思を持ち続けていることを実感しました。
今後も諦めず辺野古新基地建設に反対していきましょう。
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