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サンゴ移植を沖縄防衛局に抗議

9月2日、サンゴ移植問題に関して、嘉手納町の沖縄防衛局前での抗議行動と申し入れ行動がありました。

 

抗議には海上行動のメンバーを中心に約30人が参加。そのうち5人が申し入れのために防衛局に入りましたが、外のメンバーも辺野古・大浦湾の海の写真を掲げるなどしてアピール行動を続けました。

 

申し入れでは、県の指導を無視して移植でサンゴがダメージを受けやすい高水温期に作業を進めていること、有害な接着剤をサンゴの移植に用いていること、サンゴを砕いて移植していることなどを指摘し、果たしてこれが適切な対応なのか問いました。

それに対して防衛局側は「適切に行われていると承知している」「県のマニュアルに沿っている」と繰り返すことに始終しました。また、防衛局は現場に来て実際の作業を見たのかという問いにははっきりした返答がありませんでした。

 

申し入れメンバーは防衛局のサンゴ移植に関する対応は県民との間の溝を深めることであり、県民に寄り添う行動をしてほしい、税金を新基地建設ではなく新型コロナ対策など皆の利益になることに使ってほしいなどと伝え申し入れを終えました。

 

サンゴ移植を巡って一連の報道で指摘されていることや、海上メンバーが実際に海に潜って見たことを指摘したのに対し、現場を見たのかもはっきりさせないまま「適切に行われていると承知している」と繰り返す防衛局の対応は不誠実であり、今後とも抗議の声をあげていく必要があるでしょう。







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