「STOP!土砂投入 3・25海上大行動」大成功!
政府・防衛局は、3月25日に新たな埋立区域への土砂投入開始を宣言し強行しました。私たち海上行動チームは「STOP!土砂投入 3・25海上大行動」を取り組み、埋め立てを許さない沖縄の民意を行動で示しました。
この日は、辺野古海上は早朝からかなりの荒れ模様となりました。安全を考え、海上パレードは中止にし、海上集会までの行動としました。行動自体はコンパクトですが、カヌー45艇、抗議船7隻による大行動です。そして色とりどりのゼッケンやプラカード、横断幕で抗議の意思を示しつつ、リレートークで次々と埋め立て反対の思いをこめた訴えが響き渡りました。
そして午後から辺野古の浜で連帯集会が取り組まれ、平日にもかかわらず約700名が集まって埋立阻止の決意を固めました。
集会では、日常的に海上行動を闘っているカヌーの仲間から「チームの力でわずかに工事を止める積み重ねが、2004年の単管やぐらの闘いから今日に至るまで工事を止めてきた。あらゆる局面で私たち一人一人が止め続けている。みなさんの温かい差し入れでカヌーを前に漕がせてもらっている」との発言がありました。海と陸とで連帯する気持ちと、日ごろの支援への感謝の気持ちは私たちカヌーチームの共通の思いです。
また、1年半のカヌー教室をへて、今回の海上大行動に参加したウチナンチュの女性から「こんな私でもできます。みなさんと一緒に漕ぎたい。カヌーが古くなって水が入ってくるので、ちゃんとしたカヌーがほしいと思っている。差し入れありがとう、がんばった後で食するとほっとする」と素朴な呼びかけが行われました。あきらめずがんばり続けることは勝利にもつながっていく姿勢だと思います。そして、長年にわたり酷使してきたカヌーの損耗も、切実な問題としてカヌーチームで共有している事なのです。
この日、政府は挑発的に「15時土砂投入」を宣言してきました。この政府の強行宣言に集会参加者の怒りは嫌が応にも燃え上がります。そしてこの思いを背負い、カヌーチームは再度荒天の海へ漕ぎ出すことを決意し、土砂投入を阻止するべくフロートを越え、あるいは土砂投入現場に肉薄し抗議の意思を示しました。
私たちの行動は、強大な国家権力と対峙するには本当に微力なものかもしれません。しかし、必ずや埋め立て工事を止め、国策工事の矛盾を暴きだし、新基地建設を断念させる決意です。
集会場で寄せられたみなさんの温かいカンパに感謝するとともに、今後も行動を続けていくため、さらなるご支援・ご協力をお願いします。そして、多くのみなさんが私たちと共に海上行動に参加してくださるよう訴えます。 共に辺野古の埋め立てを阻止しよう!
【カンパ先】
◾️ヘリ基地反対協
海上行動(カヌー・船等)、ゲート前座り込み、浜テントなど、辺野古現地での行動はヘリ基地反対協へのカンパによって運営されています。いつもご支援ありがとうございます!
郵便振替:01700-7-66142
名義口座名:ヘリ基地反対協議会
○ゆうちょ銀行以外をご利用の場合
店名:一七九
店番:179
当座預金:066142
口座名:ヘリ基地反対協議会
※振込み料金のご負担をお願いします。
◾️辺野古へカヌーを贈る会
私たちのカヌーは、市民団体「辺野古へカヌーを贈る会」が、私たちの行動を支援したいという思いからカンパを集めて購入し、カヌーチームへ贈ってくださっています。この活動は皆さんのカンパで支えられています。こちらへのご協力もお願いします。
○ゆうちょ銀行をご利用の場合 記号:10560 番号:18094791 口座名:辺野古へカヌーを贈る会
○他の銀行をご利用の場合 店名:0五八(ゼロゴハチ) 店番:058 普通預金:1809479
口座名:辺野古へカヌーを贈る会
※振込み料金のご負担をお願いします。