さらなる土砂投入

2019年3月25日、また新たな区域での土砂投入が始まりました。

この場所は、2014年のボーリング調査開始時から 辺野古ぶるーの仲間が、何度もなんどもカヌーを漕いで横切った場所です。

通称「シュワブ岩」の周りでは、絶滅危惧種の渡り鳥アジサシが集い、 浅瀬の海では、時折魚が海面を飛び跳ねて、 カヌーの上に飛び込んできた事もあります。

砂浜にはウミガメの産卵場所が点在していました。

豊かな命の海であったこの海はいまや護岸で仕切られ、 そのうえ今度は土砂で埋め潰されようとしているのです。

土砂投入の日、強風の中、44人のカヌーと39人の乗船者は、 護岸に向かって抗議を続けました。ウィンドサーファーの姿も！ 浜の集会には約700人もの人が応援に駆けつけてくれました。

午後からは、辺野古の浜から一番近いK1護岸の付け根で 土砂投入の準備作業が確認されたため、 カヌーメンバーは抗議の意思を示し、 オイルフェンスを越えたり、抗議の声をあげ続けました。

しかし残念ながら、午後3時ごろ土砂投入が始まりました。 しかも、一箇所ではなく、同時に二箇所から。 （空撮写真手前左の護岸付け根と、仮設道路中央辺りの白いシートが土砂投入場所です）

これまでの土砂投入場所に加え、三箇所で埋立が進められてしまいます。

一刻も早く工事を中止させて、もとのあの海を取り戻したいです。