ウィンターマリンファッション
日本全国、毎日寒い日が続いていますね。
こちら沖縄ではアラレが降ったなんて寒い日もあれば、昼間はちょっと暖かい日があったり、かと思えばまた急に寒くなったり……
でもやっぱり冬場の海は寒い日が多く、カヌーにはつらい日も多くあります。
そんな過酷な季節でもカヌーを始めたい! というあなたに今日はカヌーチーム冬のマリンファッションをご案内します。
冬にはどんな装備が必要なのか迷っている人は参考にしてみてください。
①ウェットスーツ
冬のカヌーに必須です。
上にあげたウェットスーツはよくみかけるスタンダードなフルスーツタイプです。
しかしウェットスーツは身体に密着するものなので、このような足から首まで繋がっているタイプはサイズの合うものを選んでも着るとけっこう窮屈に感じます。
ダイビングならともかく、このタイプはカヌーで長時間着ているのはつらい、という人も多いです。
このように上半身用のジャケットと下半身用のウェットパンツを、それぞれサイズにあったものを別々に用意する方法もあります。
フルスーツに比べ着やすく、上下で自分にあったサイズを選べますので、長時間着ていてもそれほどきつくはありません。
これは上半身用のジャケットのうち、さらに袖がないものです。
袖ありウェットスーツだとカヌーのパドルを漕ぐのに腕がうまく回らないという人もいますが、このノースリーブタイプなら楽ちん。
でも防寒性は低いので、他の寒さ対策を考える必要があります。
②マリンブーツ
夏場は島ぞうりやかかとまでのタイプのマリンブーツがお勧めですが、冬場はくるぶしまであるタイプがお勧めです。
③ボートコート
カヌーでは海に落ちた時に水を吸って重くなりカヌーに上るのが難しくなったり後で冷えたりするため、セーターはもちろんコートやダウンジャケットなどを着ていくことができません。でもウェットスーツだけではまだまだ寒いです。
そこで便利なのがボートコートです。
防水性や防寒性があり、カヌーや船の上で待機している時に羽織ったり、漕ぐときには脱いだりと使い分けられます。
ちなみにそこまで寒くない時はウィンドブレーカーでも良いかもしれません。
以上、冬のカヌーの基本的なファッションを紹介してみました。
これらは一通り揃えようとすると、けっこう大変です……
カヌーテントでは貸出用も何点かあるので、サイズがあまり関係ないジャケットタイプのウェットスーツやボートコートは借りて済ます方法もありますよ。
またこれからカヌーを始めようとする人はいきなり揃えようとせずに、まずはカヌーテントにあるものを借りてカヌー教室をやり、本格的に続けていけそうなのが分かってから自分に合ったものをご用意するのをお勧めします。