海上行動に必要なカヌースキル
カヌーに乗るのは難しそう…
ハードルの高いイメージを持っている方が多いようですが
わかりやすい例えでいうと、カヌーは自転車と似ています。
はじめは慣れるまでは練習が必要ですが
特別なアスリートだけができるわけではありません。
むしろレジャーでも楽しまれるぐらい気軽な乗り物とも言えます。
練習をかさねればほとんどの人が乗れるようになります。
ライフジャケットを付けるので、泳げない人でも大丈夫です。
ただし、常に自然の中いて、海の状況も変化していくので油断は禁物です。
また、抗議のための海上行動では、防衛局や海保とのコンタクトもあるため
安全に仲間と連携して助け合うチームワークが必要になってきます。
なので、初心者もカヌー経験者も必ずカヌー教室に参加してもらって
必要なスキルをクリアしてから一緒に海上行動に参加してもらっています。
ではどんなスキルが必要なんでしょう?
これからカヌーで参加したい人のイメージトレーニングや
カヌー教室に参加した人の復習にチェックしてみてください。
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<心がまえ>
●絶対に「非暴力」(言葉も含めて)
●体調管理(寝不足、二日酔い、体調不良などはダメ!安全第一、仲間にも迷惑をかけてしまいます。)
●バディ(安全のためのペアとなる人)を組む。
●サインの確認(OK、ヘルプ、集合、など)
<準備>
●服装持ち物のチェック
(持ち物については、カヌーファションで紹介してますので参考に。)
●日焼け対策(沖縄の夏の日差しは火傷します!)
●カヌーの運搬と点検
(点検ポイントは3つ。水抜きキャップ、牽引ロープのフックと尻尾。転覆回復用の側面ロープ。
また出発時だけでなく、使用後のカヌーのケアも大切です)
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<★カヌースキルの3つのポイント★>
①カヌーを漕ぐ
・基本操船(前進後進・右折左折・停止・180度回転・停留)
まずは陸上でパドルを持って動かしながらイメージトレーニング。
覚えたら、実際にカヌーに乗って海で実践します。
・スピードアップ
鬼ごっこなど、ゲーム感覚で遊びながらトレーニングしたりします。
・長距離を漕ぐ
無人島の平島(辺野古の浜から約2.5km)まで漕げるようになりましょう。
⑤転覆回復
海上でカヌーがひっくり返ってしまい海に落ちた時に安全に対処するためのスキルです。
自力でひっくり返ったカヌーを起こし、海に浮かんだ状態から乗り込めるようにします。
まずは足の立つ所で練習してから、実際の転覆に対応できるように少し沖の足の立たない所で練習します。
⑥船への牽引
カヌーをロープで船につなぎ、船にひっぱってもらって移動することを牽引と言います。
長距離の移動や、天候悪化や工事状況変化に対応する緊急の移動の際に行います。
また、船との手合図も確認します。
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初心者だと約3日ほどでクリアできたら上等です!
これらのスキルを身につけることは、自分の身を守るだけでなく
もしも仲間が危険な目にあいそうな時に、安全に助けるためにも必要になってきます。
無理をしすぎないで
海を楽しみながら
仲間と一緒にレベルアップしましょう!