top of page

辺野古浜側でも新たな工事が始まっています

報道などですでにご存じな方も多いかと思いますが、新たな箇所での工事が始まりました。

今までは大浦湾側で「K9護岸」と呼ばれる部分を造るために捨て石が積まれてきましたが、今週から辺野古の浜にほど近い場所で仮設道路を造るための工事が始まりました。

写真は28日午前中のものです。この時はオイルフェンスを張り、その後ろに海保が人の壁を作っていました。

この付近は潮が満ちている時でも、腰くらいの深さしかありません。

石を運ぶトラックは十分に一回のペースでやってきて、ガラガラと音を立てて石を置いていきます。

重機は運ばれてきた石をまとめるだけで海側には運びませんでしたが、海保の人たちがすぐ下にいる中での作業で彼らが怪我をしてしまわないか見ているこちらがヒヤヒヤしました。

午後になり、さらに潮が引き始めると、オイルフェンスの代わりにおなじみのフロートを設置する作業がはじまりました。

私たちは近づき抗議しましたが、数名の米兵とともに軍警(米軍基地内の警備を請け負う日本人ガードマン)が出てきて私たちに「退去しなければ確保する」と警告を発しました。

私たちは引き続き注意しながら抗議を続けましたが、「確保!」の声とともに救命胴衣も着けずに軍警の人たちが海に飛び込んできます。

私たちは少し下がり、軍警としばし向いあう状況になり、結果的にフロートは設置されてしまいました。

この写真だと分かりにくいかもしれませんが、黄色い救命胴衣とヘルメットを着けているのが海保。黒い半そでの男性数名が軍警です。

最干潮時でかなり沖の方まで膝上程度の深さしかなかったとはいえ、何も装備しないで海に飛び込んで大丈夫なのでしょうか?

この日は高温注意報が出ており軍警が炎天下の中で海の中に立ちっぱなしな一方で、軍警と一緒に来た米兵たちは陸の木陰で様子を眺めていました。

辺野古側での新たな工事が始まってから、米軍側の動きが変わったようにも感じます。この付近は干潮時にはだいぶ沖の方まで歩いて行けるので軍警も行動しやすいというのもあるのでしょうが、現場で米兵がずっと様子を見ていたり、軍警が警告に留まらず実際に「確保」に動いたりは今までにない動きです。

今後も米軍の「介入」は注意しておく必要があるでしょうし、安全な行動のために多くの人がカヌーに参加してほしいと思います。

それでなくても二か所同時に工事が進んでいるので二手に分かれて行動したい、それにはやはりもっと人数が……

とは言ってもみなさんそれぞれ都合があるでしょうし、来られる時に来れる人が来る、という気持ちで無理をせず長く続けていきましょう。

  • Facebook Long Shadow
記事一覧
bottom of page