5/27 海から一緒に抗議の声をあげましょう!
5月27日 ゲート前集会後に、抗議船に乗ってK9護岸工事現場のそばで抗議しませんか?
午後1時 汀間漁港集合(先着順で乗れないことがあります 悪しからず)
護岸工事が始まって、もう一ヶ月が過ぎてしまいました。でも、全長300mといわれるK9護岸のうち、わずか30mしかできていません。これから先、海はより深くなり、より多くの砕石が必要になることを考えれば、せいぜい5%くらいでしょうか? このままだと単純計算でも20カ月、台風のことを考えれば2年で終わればいい方でしょう。防衛局は、「当面はK9護岸工事に集中する」と言っているようです。K9のような護岸が10個くらい、違うタイプの護岸もあるし、果たして護岸工事だけでも20年で終わるのでしょうか? 気の遠くなるような話です。政府、防衛局は、工事の展望は全然見えていないと思います。
ゲート前、海上での、懸命の行動が、彼らの手足を縛っているのは確実です。
それでも彼らは、毎日毎日、来る日も来る日も、私たちの非暴力の抗議行動を圧殺しながら、砕石を投下し続けています。
“もう駄目だー”と思わせようとしているのかもしれまれん。こんなのに惑わされてはいけません。
それでも、これみよがしに石を落とされると、怒りがこみあげてきます。ワジワジします。もっと広い、もっと強い、非暴力の抵抗運動をつくろうという思いを強くします。
たくさんの人に、ゲート前とともに海にも集まってほしいのです。ガラガラと石が落とされる音、あがる水しぶき、――海が壊されていく様を、国がどんなにひどいことをやっているのか? 自分の目と耳を使って感じとり、一緒に声をあげ行動してほしいのです。カヌーをこげなくても、泳げなくても、船の上なら大丈夫です、一緒に声をあげましょう!
それにしても、安倍首相は、どうして、ここまでして基地建設にこだわるのでしょうか? アメリカ言いなりと言ってしまえば、それまでですが……。これにも腹がたつのです。
シリアでアフガニスタンで、世界中で爆弾を落とすし、戦争の火種をばらまいているのがアメリカです。今も北朝鮮にむけて、空母や核爆弾をつんだ爆撃機をさしむけています。安倍首相も、米軍と一緒に自衛隊を北朝鮮にさしむけています。なんで、ここまでやらないといけないのでしょうか? 戦争をやりたくてしようがないとしか、見えません。北朝鮮の政府も、同じように見えます。
私たちが、こんなことのために、戦争屋たちの犠牲になるいわれはありません。それで、暮らしと命を奪われ犠牲になるのは、いつも私たち普通の市民です。沖縄、日本、だけでなく、シリアやアフガニスタンや北朝鮮の人たちも同じだと思います。こんなことは、ほんの一部の人を除いて、誰も望んでいないはずです。辺野古だって、ここに基地を是非とも作って欲しいと願っている人は、ほとんどいないはずです。
戦争や基地を、そこから生まれる災いを、根っこから断ち切ることができたらと願いながら、私は海に出ています。
辺野古に新基地を作らせないことは、そういうことにつながっていくのではないかと思うのです。
“世果報世”を、遠くに見ながら、がんばりましょう!