ワジワジする辺野古に集まろー
政府は17日から護岸工事を始めると言います。新たに基地をつくるために辺野古の海を壊そうというのです。
どう考えても、今のままでは基地を最後までつくりあげる展望はありません。
・調査船ボセイドンの調査は続いています。海底の地質・岩盤に深刻な問題があり、設計変更が不可欠と言われています。翁長さんが知事であるかぎり変更を認めるはずがありません。
・稲嶺名護市長は、埋立地域に注ぎ込む美謝川の水路変更を認めるはずがありません。
こういう問題が解決していないのに、全然展望がないのに作業だけはドンドン進めるというのです。生命を育む“美ら海”、私たちが守ろうとしている“命の海”を、壊すだけ壊して後もどりできないようにするためだけに、今、護岸工事に踏み切ろうとしているかのようです。私たちが、絶望しあきらめるのを、期待しているのかもしれません。その先には、稲嶺名護市長と翁長知事の追い落とし、そして設計変更とやりたい放題の工事という道を思い描いているのでしょう。
去年の忌まわしい事件が起きても、「安全」と言い張っていたオスプレイが墜落しても、国も米軍も何も変わっていない。もっと悪くなっている。
戦後七十数年、いつもいつも「基地の島」沖縄では、強大な米軍や日本政府の力で、軍事基地のために、こういうことが繰り返されてきたんだろうと思います。
ここでチルダイするわけにはいきません!
アメリカのトランプ大統領は、シリアやアフガニスタンに次々とミサイルを撃ち込み、次は北朝鮮を標的にしています。辺野古でも、嘉手納基地でも、普天間基地でも、米軍はすぐにでも攻撃する態勢をとっています。安倍首相も、これにしたがって自衛隊を参戦させようとしているようです。ここ沖縄が、また戦場にされかねません。
戦争狂たちから、“美ら海”を守り、平和な沖縄をとりもどしましょう!
護岸工事を、“粛々と”やらせてはダメです。辺野古の海とゲート前に集まろー!