8月を迎え夏本番
台風の少ない今年の沖縄の夏、大浦湾の海もやや水温が高めです。
強い陽射しで温められた水面を台風がかき混ぜることで水温が上昇するのを防ぎ、
珊瑚の白化現象を防ぐことにも関係しているそうです。
一見関係のなさそうな台風と珊瑚、こうして自然界は空、山、海、繋がりながら豊かな営みを育んでいるんですね。
先月の参議院選挙翌日から始まった安倍政権による高江ヘリパット建設に向けた工事強行、
同じタイミングで「辺野古陸上工事、近く再開」と報じられました。
カヌー隊は高江に駆けつけながらも、陸、海共に日々監視活動を続けています。
陸上工事に関しては動きは見られず工事が再開された様子は確認されていません。
海では7月末に数日間、具体的な内容は把握されていませんが潜水作業が行われていました。
8月になるとその潜水作業を行っていた船はいなくなり、現在は特に目立った動きはありませんが、最近続けて浜で演習する海兵隊の姿が見られます。
彼らの近くで軍警やALSOKの警備員たちがわたしたちカヌーチームに「こちらは臨時制限区域です。すぐに退去して下さい」と決まり文句を言いながらカメラを向けていました。
海兵隊が演習しているからでしょうか、普段より近くまで海保のゴムボートが接近してきました。
工事中断以降、海保のゴムボートを係留するためだけに唯一残されたフロート。そこでフロートを越える練習をしました。
久々にカヌーに乗るメンバーがいるときなど、日曜日のカヌー教室以外のときにも船に乗り移る練習や、船に牽引される際の動きなどを確認します。
出来るつもりでいても、いざとなるとあたふたして動きがぎこちなくなります。日々の練習の大切さを感じます。
最後にテント2に咲く、ウコンの花です
健康効果の強いウコン、ショウガのような姿をイメージしますが、ピンク色のその花は大きな葉に囲まれて力強く咲いていました。