海保の不誠実な対応への抗議
残念ながら、1/16またもや海保の暴力により骨折の被害者がでてしまいました。
ちょうど一ヶ月前のGBひき逃げ骨折の際も、みんなで抗議したのですが、
その抗議に対しても海保職員は危険行為を行っています。
海保の度重なる危険行為に抗議の意味を込め、
改めて当時の抗議の際に海保が行った
人を海中にひきずったまGBを走らせる海保の様子をお知らせしたいと思います。
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この日(2015年12月22日)は、前日の21日にカヌーメンバーのTさんが海保のゴムボートに轢かれたことについて抗議をしていました。
Tさんはゴムボートに轢かれ、その後自分を轢いたボートとは別のゴムボートに拘束されました。
そのとき、自分を轢いたゴムボートを呼ぶように言ったのですが、海保が応じませんでした。
そこで、拘束しているゴムボートの班長(艇長)に、自分が轢かれたことは事実なので、このことを報告書に書いて上司に報告してほしいと訴えたところ、「報告書を提出します」と班長と約束することができました。
しかし翌日、海上で轢き逃げについて聞いても謝罪どころか海保は一切の対応をしません。
中城の第十一管区海上保安部に問い合わせても、「轢いたという報告は聞いていない。カヌーが波で転覆したという報告はあった」との回答しか得られませんでした。
海上では、ゴムボートは私たちの抗議の声も届かないくらい離れて距離をとられます。
そこで、抗議のためにフロートを越えて、あえて拘束されてゴムボートの上で抗議することにしました。
松田ぬ浜(辺野古の浜)に解放されるまで抗議を続けます。
解放され、松田ぬ浜にあがると「GB(ゴムボート)30に、昨日報告書を提出することを約束したときに乗っていた人と似ている人が乗っている」と無線が入りました。
丁度私たちを浜に送ったのがGB30だったので、「ちょっと確認したいことがあるんです」と班長に浜に残ってもらえないか聞いたところ、「ペラ(船のプロペラ)が回ってるから危ないのわかるだろう!下がれ!」と言って沖に帰られそうになりました。
逃げられるかもしれないので、食い下がりGBが浜から離れられないように後ろに周り、掴みました。
海保は「危ない!離れろ!」と言いながらエンジンは切りません。「危ないならエンジン切ればいいじゃん!」と言ってもそのまま。
そのうちにカヌーメンバーが8人ほど来てGB30のロープを掴んだので、GBは沖に逃げられなくなりました。
結局、GB30に乗っていた人は探していた人とは違ったそうなので、似てる人が乗っていたGB14を呼んでくれるよう頼みました。
ところが班長は、「人違いだったから、他のGB呼んでなんか、そんな要求聞けるか」と言って帰ろうとします。
「轢いた人を連れてこないなら、こちらはしらみ潰しに似ている人を探して確認するしかないんだ」ということで、GB14を呼ぶよう抗議を続けました。
すると、GB30は人がボートのロープを持って周りを囲んでいるにも関わらず、沖に後進していきます。
「危ないよ!」という、こちらの声は無視して、成人男性でも足が届かないくらい深いところへ進みます。
辺野古では、「安全確保」と言いながら市民を拘束した海保が、このような危険な行為を行っているのです。
これが陸なら、パトカーが市民を轢き逃げしたら大問題になっていますが、海では目撃者が少ないから揉み消せると、思っているのか決定的な証拠がなければ謝罪も、轢いたことも認めません。
海保と交渉しても一向に話が進まないまま、一時間近く経過。
冷たい海で濡れたままの人もいるし、安全のため(こちらの船3隻、海保のゴムボート3隻計6隻が入り乱れていました。その間にはGB30から引き剥がされて、漂っている人もいます)、午後からまた抗議することにして、浜にあがりました。
その間、海保は「上がりたかったらうちのゴムボートに上がってもいいよ」と笑いながら言っていました。
こんな危険な状況を海保がつくっておいて、上がりたかったら、なんて言うのはおかしいことです。
この後の、午後の行動でもカヌーは拘束されました。
一部の海保ですが、笑いながら私たちの抗議に対応している人がいます。
私たちは仲間が傷つけられたことを認めて欲しく、二度と同じことをして欲しくないと伝えたいからこのように抗議しているのです。
海保の皆さんが嫌がる写真を公開したりせず、直接かたりかけているのです。
人としての大切な心まで奪われてしまったのですか??
私たちはもうこれ以上仲間の犠牲を出すわけにはいきません。
これから、どのように対応していくか私たちも考えていきます。
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