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実録カヌー教室

自分もカヌーチームに参加したい! と思った方はまずカヌー教室へ。

と言うわけで、今回はカヌー教室のお話をば。

先日、11/22日(日)のカヌー教室には計9名の参加者。インストラクターの人も含めて17艘のカヌーが海に出ました……い、いつものカヌーチームより多い(^_^;)……。

ちなみにインストラクターもブルーのメンバーがやっています。教える専門家ではないし来られる人が教えに来るので毎回顔も違うけど、辺野古の海と海上行動の実際を知っている人たちが教えています。

とりあえず全くの初心者と何回かカヌー教室に出たことのある中級者の2チームへ班分け。

この日、海はやや荒れ気味でした。それでも参加者たちの意気込みは高く、練習を希望。……初心者にはかなりスパルタな波風の状況でしたが、辺野古のリーフ内限定&風が浜の方に向いている(流されても浜に戻ってこられる)なら大丈夫と判断し、参加者は果敢に荒れる海に漕ぎ出していったのです!

荒れ気味の海

私は中級者チーム担当の一人。本日の練習メニューは、漕ぐ→転覆(からの回復)→牽引の3つでした。

まずは漕ぐ練習。

沖には出なかったものの波風に木の葉のように翻弄されながらも必死にカヌーを操る参加者たち! ……いやもう、この私でもあんまり経験したこのない荒れた波の中で練習するってどんだけスパルタなんだよ……とか内心思っていたら、初心者チームは「よーし! あの防衛局の船まで漕いで行くぞ!」と少し沖に停泊中の防衛局の警戒船めがけて漕いでいきました……。み、みんなやる気に満ち溢れています^_^;

警戒船をめがけて漕いで行った熱い初心者チームを横目に、中級者チームは穏便に足の着く場所で転覆練習に移ります。

転覆練習とは何かというと、海上でカヌーがひっくり返り海に投げ出された時に、自力でひっくり返ったカヌーを元に戻し、上に登るための訓練。これが一人でできない者はいくら漕げても海上行動には出られません。

ではどうやってひっくり返ったカヌーを元に戻すのか?

言葉で説明するのは難しいのですが、転覆したカヌーの下に半ば体を潜らせてサイドにあるロープを引っ張り、勢いをつけてカヌーを回転させると案外簡単にカヌーは元に戻ります。その後は、カヌーサイドのロープにつかまりつつ腕の力で上に登ればOK。

一見難しそうで実際これがなかなか合格できない参加者もいるのですが、コツを掴めばあとは簡単です。

        浅瀬で転覆を直しカヌーの上る練習中

最後は牽引練習。カヌーについている牽引ロープを船や他のカヌーにつけて自分のカヌーを引っ張ってもらうための練習。これができないと、海上で疲れて動けなくなった時に他の人や船に引っ張ってもらうこともできないのですね。

自分のカヌーの牽引ロープのフックを他のカヌーの後ろについている輪っかの部分につけるだけなのですが、これを海の上でやるのもけっこうコツがいります。もたついているとカヌーはすぐに波に流されてしまうのですばやくやる腕をカヌー教室で磨いていくわけです。

と、この日の中級者の練習はこの3点でした。やはり転覆練習が一番難しいよう。それでもほぼ全員が一回は転覆からの回復に成功しました! 

次回以降の課題は足のつかないところでも回復できるようになること、スムーズにカヌーに上れるようになることですね。それができれば海上行動デビューの日も近い。

こうして休み休みやりながらの1時間半の練習が終わりました。今回はできなかったけど、後日救助練習などもやるようです。

これまで書いたのを見て「なんか難しそう」と思ったでしょうか? でも確かに最初は上手くいかないものばかりですが、コツを掴めば簡単にできるようになります。そのためにカヌー教室をやっています。

カヌーやりたいけど自分にできるかな? と思っている方はまずカヌーで遊ぶつもりで教室に飛び込んでみてはどうでしょうか?

カヌー教室は基本、毎週日曜の午前中にやっています。要予約なので下記のリンク先を確認のうえ連絡してください。

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