台船到達!!(11/28)
この日は土曜日。
貴重な仕事や学校のお休みを、辺野古の海でカヌーを漕ぐためにいつもより沢山の仲間が集まります。
カヌーを点検して辺野古の浜から出発です。
前日まで荒れ気味だった海が嘘のように穏やかです。
ボーリング作業をしているスパッド台船の目の前のフロートでしばし様子を伺います。
だいたいボーリング調査は一箇所に付き1週間前後で作業が終わるようです。
そろそろ目の前のスパッド台船も作業は終盤でしょうか?
違法な工事に手を貸す 中央開発に抗議するため、本日も台船目指してレッツゴー!!
14艇がスパッド台船目指しパドルをひたすら漕ぐ!
私も台船に到達できた1人ですが、カヌーを漕ぐのが上手だからではありません。
むしろ、上手な人は海保にマークされ狙われます。
その仲間が迫り来る海保から逃げて、引きつけてくれている隙にノーマークの下手っぴおばさん〈私〉はえっちらおっちら、ただひたすらに漕いでいくだけです。
台船に到達したところでとうとう海保に捕まりました。
スパッド台船から作業の手を止めこちらを見下ろす作業員。
「海に穴あけないで!海を壊さないで!!」とすぐ近くから叫びました。
私達が海で出来る事はこんな風に作業を1分、いえ、1秒止めることくらいです。
でも、そうした地味な積み重ねと台風、天候などの影響とそして何より辺野古の問題に関心を持ち行動してくれている仲間が実際にこのボーリング調査の終了を遅らせてきたと思います。
実際に
本来は 3月までにボーリング作業を終えると言っていたのが、更に6月に延期、伸びて伸びて来年の3月までの予定になりました。
この日の海保の対応で怪我をした仲間はいませんでした。
いつになく?穏やかな対応。
これも第11管区海上保安部や大阪で海保の庁舎に抗議に行ってくれたみなさんのおかげです。
もちろんすべての海保が暴力的だったわけではありません。
この辺りはまた別の機会にお話しできればと思います。
話がそれてしまいましたが、この日はなんと4人のメンバーが台船までたどり着くことができました!
これもひとえにチームワークのなせる技!
お互いの頑張りを讃えあいつぎの闘いの糧にします。
しかし、一方で残念な現実も。
フロート沿いの浅場のボーリング調査は土曜日(11月28日)に掘削棒を抜いたのを確認しました。
米軍基地内のビーチ沖にコンクリートブロックが積まれた台船が停泊しています。
次に防衛局が何をしてくるか??
もうこれ以上海を壊すのは許せません!!
みなさんも私達と一緒にカヌーや抗議船に乗って現場にでませんか?
少し寒くなってきた沖縄、暖かい格好をして来て下さいね〜!