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暴力やめて!!!!!

ゲート前座り込み500日目は、なんと早朝行動に1000人以上もの人が集まりました。

工事用ゲートから第二ゲートまでの坂に並んだ人、人、人…壮快な光景でした。

そしてついに、毎朝来る作業車列は1台もあらわれませんでした!

一人一人の行動の積み重ねこそが

基地建設作業を計画通りに進ませていない

大大大勝利を実感出来ました。

海にも1000人の人が参加したら絶対に止められます。

1人でも多くの海上行動の仲間が増えることを切望してやみません。

この日、18日(水)は海上行動メンバーも、海の出発を遅らせてゲート前早朝行動に参加し、

勝利をかみしめた後海に出たのですが、それからが大変な事がおこったのです。

船に乗り込んで来た海上保安官4人に押さえつけられた船長が、

過呼吸のため意識不明になり、その状態で嘔吐するという大変危険な状態に陥りました。

それなのに海上保安官は本部からの指示がないという理由で、すぐに救急搬送をさせなかったのです。

(詳細は「チョイさんの沖縄日記」をご覧ください。)

本来なら海上保安官の任務は、海での人命救助を最優先にすべきなのに…

幸い救急車の中で、船長の意識は戻りましたが、

海上保安官の判断次第で、万が一の事が起こる可能性は充分ありえたはずです。

そして翌朝19日(木)、またゲート前には大量動員の機動隊と作業車列がやってきました。

特に東京から警視庁の機動隊が来てからは、彼らの暴力暴言が激しくなっています。

ここ数日だけでも、暴力的排除にとどまらず、意識がなくなるまで押さえつける、首を絞め付ける、三発も殴る、蹴って逃げる、女性を「豚一名確保」と言う、見えない所で暴力をふるう、など…

数え上げればキリがありません。

そしてまた、この日被害者が増えてしまいました。

機動隊にもみくちゃにされた結果、排除後も痛みで歩道に座り込んでいた人は、

肋骨を骨折させられていたことがわかりました。

また20日(金)には、海で午前中に確保された海上保安庁のゴムボートの中で、3日前の海保の対応について尋ねたところ、乗り合わせた職員は「今後はすぐに対応するように話し合われた」と紳士的に話してくれました。

ところが、別のゴムボートでは、一人の海上保安官がカヌーメンバーを無理矢理海水に沈めていました。

それに気づいた他のメンバーが助けに行ったら、今度はその人が首を絞められ、呼吸困難でもう少しで意識がなくなりそうになったところを、流石に見かねた他の海上保安官が危険行為を止めに入ってくれました。

首を絞められた人は、首にミミズ腫れのような盛り上がった赤い痕が残り、病院で頸椎捻挫10日間の安静と診断されました。

このような行為に対して、私たちは彼に猛抗議を行ないましたが、彼は一切自分の行った事を認めず、謝罪もしません。

それどころか、暴力を受けた私たちの仲間のことを「蹴ったり、物を投げたり暴力を行った」などと嘘をつき、

「どうせまた暴力をでっち上げて、ネットや新聞に流すんだろう」というニュアンスの発言までしていました。

なんとこの暴力を行った保安官は、3日前に船長を気絶させた人と同一人物でした。他にもこれまでに何度も危険行為を行っています。

女性のライフジャケットを後ろからひっぱって海水を飲ませたり、

確保したカヌーを海にわざと転覆させたりもしているんです。

このような危険な行為を繰り返す保安官は、

今後二度と海に出さないで欲しい。

もう誰一人として危険な目にあう被害者を出したくない。

毎日毎日「暴力を受け、今日も怪我人が…」と言わないといけないのがツラいです。

大切な仲間が傷つけられ、正直心から悔しく許しがたい想いが沸き上がってきます。

それでも、私たちが受けた暴力を、相手に暴力として報復するのではなく、

正当に抗議するため非暴力と対話を積み上げて、

お互いに人としての信頼を築きたいと思っています。

海上保安官や警察の職員のみなさんは、国の政策でこのようなことをさせられているのだと、

丁寧に紳士的な対応をされる方がいるのも私たちは理解しているつもりです。

どうか、あなた方が本当に守るべき物は何なのかをもう一度思い返してください。

こんなくだらない国策なんかのせいで、あなたの心まで壊されてしまわないでください。

暴力をやめてください。

みなさんと一緒に、海を命をこの社会を、守れる時を待ち望んでいます。

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