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ついに台船が…

この数ヶ月ずっと羽地内海に停泊していた台船。 ついに、動き出してしまいました…

11/9(月)早朝6時過ぎ 日の出前あけもどろの美しい羽地内海で 海を壊すための台船のエンジン音が轟きはじめました。 クレーンを上げたり下げたり ただの朝の体操(?)であってほしい、という願いも虚しく 7時にゆっくりと機体の向きを変え動き出していく台船。 羽地内海の出口ワルミ大橋をくぐり ジュゴンも棲むという美しい古宇利島を周り 外洋へと北上していってしまいました。 (このまま帰ってしまえばいいのに!)

台船の速度からしても、もしも大浦湾に向かうなら到着は午後。 なんとか大浦湾に入ってしまうのを止めたい… 台船のことを気にかけてくれた人達から 午後に東海岸での台船の目撃情報が届き、 その情報をもとに、海では来るべき時に備えて待機していました。

午後5時、ちょうど羽地を出て10時間後に、 台船は大浦沖に姿をあらわします。 …が、大浦湾の入り口の航路では、ドリーム船団が待ち構えていました。 なんと台船は、私たちの抗議によって北向きに進路を変えました!やった! 結局この日は、台船は暗くなった沖合に姿を隠し、大浦に入ることは出来ませんでした。 寒い中、遅い時間まで、海上の仲間たちは頑張ってくれました。 そして、それを支えるため、陸では多くの人の目が監視し連携して 台船の進入を防ぐことができました。 大きな大きな成果です!!

…そして、むかえた翌日11/10(火)未明。 まだ暗い沖合の遠くにあった灯火が、空が白むにつれてあの台船のシルエットに変わり、徐々に近づき、 ほぼ日の出と同じ時刻に台船は大浦湾に入ってきてしまいました。

カヌーチーム辺野古ぶるーもドリーム船団も、早朝から備えていましたが、

さすがに日の出前に動き出した台船に、残念ながら間に合いませんでした。 台船は一隻は航路近く、もう一隻は第3ゲートから見下ろすシュワブの陸近くまで移動。 でも、大浦湾に入った後、海が荒れて作業は出来ていないようでした。 海を破壊する異物の侵入に、大浦湾が怒りをあらわしてあるのかもしれません。 まだ、ボーリング作業は始まっていません! また明日から、基地建設を止めるための行動が繰り広げられます。 海で、陸で。 どうかみなさんの力を!

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